「手作りけん玉の作り方」を英語で紹介した実例。海外の子供達にも大人気!

海外の子供達に「手作りけん玉」の作り方を紹介した時の実例です。

 

私は今までに数回、住んでいた場所の保育園や幼稚園、小学校の先生たちから、又はチャイルドケア(保育士)・デイケアのアシスタント時代に

 

「何か日本の工作を紹介してもらいたい」

 

と依頼がありました。

 

これは田舎に住んでいた時に、当時息子の通う私立の小学校Year5-6のクラスで

「けん玉」と「折り紙」を紹介し、実際に皆で作った時の写真です。

 

 

海外在住者や英語圏の人たちと関わりを持つ方、海外で保育士として働きたいと考えている方々は、私のように

 

 

●●●

Could you please introduce something

about Japanese handcraft to my class?

 

 

 

ってな感じで頼まれるかもしれません。

 

ここでは私が実際にプレゼンした「紙コップで作るけん玉」の作り方の英語説明を紹介します。

 

年齢に応じて作れる難易度も違うのでいくつかパターンを用意しました。

下記写真は、当時サンプル用に作ったものなのでちょっとに欠けますがイメージだけでも掴んで頂けたら。。。

 

どれにするか事前に先生ともいろいろ相談し、説明の仕方などはネィティヴの子供たちが理解できるように夫や息子、姪っ子にもサポートしてもらいました。

 

まずはけん玉の紹介から

最近は”けん玉”も”Origami(折り紙)” のように日本語のまま”Kendama”と言って通じる場合が多くなりました。

 

名前の由来までは知られていないので簡単に伝えるともっと興味を示してくれます。

けん玉の呼び名の由来を説明

漢字では「剣玉」とか「拳玉」など挙げられます。

ものすごく厳密な説では、江戸時代後期の随筆に「拳玉」と言う漢字で紹介されているらしく、それが現在のような十字状に形が変わっていき「剣玉」と書く表現も登場したとか。

 

私は子供たちに実物を見せて、見た目が「十字の剣」なので「剣玉」の意味の方で紹介しました。

 

 

●●●

This is a “Kendáma”.

“Ken” means “sword”.

“Dama” means “ball”.

発音注意!

発音は英語にしないと通じませんぞ!ken-dá-ma(ケンーマ)って真ん中のシラブル「dáにアクセント、母音のaを少し長めに強調して言います。

 

もし年齢が7〜8歳(Year3)位からだと,

学校によっては「第二外国語」を授業に取り入れています。

 

あえて、英語読みの”kendáma”日本語読みのフラットなアクセントなしの発音との違いを説明すると結構皆面白がって即練習します。

 

Year5-6(9〜11歳)で説明した時は、皆私の発音のコピーをして盛り上がりました !

その時に説明したのがこんな台詞です。

 

●●●

When I speak English, I say “kendáma”,

but when I speak Japanese, it’s a different

pronunciation.

I say “kendama(けん玉)”, just with no accent.

(英語で話す時は”kendáma”って言います。でも

日本語で話す時は発音が違うんです。”けん玉”って

ただ何もアクセントつけないんです。)

 

英語圏の子達が、一生懸命アクセントなしのフラット発音をする姿は何とも可愛いもんです。

皆アルファベットのフォニックス音が身に染み付いているので、カタカナ発音になる訳がないのですが、私の「け」「ん」「だ」「ま」一文字ずつ、口元見てリピートしてなかなか盛り上がりました。

 

けん玉の遊び方を紹介

続いて「遊び方」の説明です。

 

子供たちと” Does anybody know how to play this?

とかやりとりしました。

 

私の頃はまだ本物のけん玉を見た子はゼロ。

 

 

⭐️説明した内容は、

ボールをお皿でキャッチできるようにします。

ここにお皿が左・右・底と3つあって、先端は棒状になってます。

一番難しいのが、先端の棒の上にボールをのせること。

 

これを子供たちにも分かり易く伝える為に、ネィティヴ夫や息子にサポートしてもらって出来上がった英文会話がこんな感じでした。

 

 

●●●

You have to try to catch the ball

with one of the cups.

(ボールをお皿でキャッチできるようにするよ。)

*ボールを手に取ってお皿にのせて見せる!

 

 

●●●

Here are three different size cups,

left, right and bottom, 

and the top is a stick.

(左・右・底と3つの違うサイズのお皿があります。

先端は棒状になってます。)

 

The most difficult part

is to get the ball onto the stick.

(一番難しいのはボールを棒状の上にのせること。)

 

*これも手に取って見せながら説明!

 

 

on と onto の使い方の違い

けん玉の説明で「ボールをお皿や剣先の上にのせる」と表現する時には

「〜の上に、へ」と上に向かう動きを表す前置詞、

onto が登場します。

 

 

同じ「〜の上に」と言う意味でも、上図のように「on」は表面に接した状態を表現。

一方、「onto」は向かう動きを表現。

 

なので、もし”onto” の代わりに”on” を使って

 

The most difficult part is 

to get the ball on the stick.

 

って言ってしまうと「最も難しい部分はボールを棒の上に置いた状態にすることです。」

って感じになり、肝心の離れた所から上にある棒に目掛けていく!って動きが伝わらなくなります。

 

手作りけん玉の作り方

ではいよいよ手作りけん玉の作り方の説明です。

 

前述しましたが、年齢によって作れる難易度も変わるので簡単バージョンから高学年用まで見本を作り、事前にそれぞれの先生とどれを作るか相談しました。

 

準備するもの

 

 

  • セロハンテープ

  • ガムテープ(新聞で丸めたボールを覆う為なので色付きテープとかでもOK)

  • ひも

  • 新聞紙

  • 紙コップ(プラスティックでもOK)

  • トイレットペーパーの芯(長めのハンドルならクッキングパーパーの芯がお勧め)

  • ハサミ(難易度によってはカッター)

 

私は、準備する時間が結構あった場合には、要らなくなった自宅の在庫品を少しずつ集めて持参しました。

学校側で準備できるもの、テープやハサミなどの文房具品は事前に依頼しておきました。

 

作り方の手順

それでは作り方です。

簡単な2つのカップをくっつけたシンプルなバージョンからいきます。

 


Two cups together without a handle/2つのカップ(ハンドルなし)


 

1. カップ(両方とも)に絵を描く。(やらなくてもOK。)


 

2. 2つのカップの底同士をテープでとめる。


 

 

3. 新聞紙でボールを作り、それにひもをテープでとめる。


 

 

4. ガムテープでそのボールを覆う。


 

5. ひもを適当な長さで切り、そのひもをカップの真ん中にテープでとめる。


 

 

これでハンドルなしバージョンは出来上がり!

 


Two cups together with a handle/2つのカップハンドル付き


✳️上記1から5の次にトイレットペーパーの芯でハンドルをつけます。

 

6. トイレットペーパー(クッキングペーパーでも)の端を1cm間隔で切る。


 

7. 6(のトイレット・クッキングペーパーの芯)の切った側をカップの真ん中にテープでとめる。


 

 

出来上がり!

 

 

当時はこの工程表をパワーポイントで1〜2ページにまとめて作成。

先生とメール送信してやりとり。

当日はスクリーンに映し出して説明。

 

 

👆このタイプは3〜5歳の保育園やプレップ向けなので、皆文字は読みません。イラストや写真で見て分かるようにしました。

 

こんな感じです。(一部例)

 

 

 


Three cups together with handle/3つのカップハンドル付き


 

※これはトップ用のカップの底をカッターで切り抜く工程が入ります。

2つのカップの底同士をテープでとめる1〜2の手順は同じ。

 

 

1&2


 

 

 

3. 3つ目のカップの底をカッターで切り抜きます。


 

 

4. そのカップの端を1cm間隔で切ります。


 

5. 手順2のカップの真ん中にその3つ目のカップの底をテープでとめます。


 

6. 手順6と同様、クッキングペーパーの芯の端を1cm間隔で切ります。


 

7. 手順7と同様、クッキングペーパーの芯の切った端側をカップの真ん中にテープでとめる。


 

 

8. 手順3と4(新聞紙でボールを作り、紐をつけて更にガムテープで覆う。)


 

 

9. 紐を適当な長さに切り、カップの真ん中にテープでとめる。


 

 

出来上がり!

 

この3つのカップハンドル付きは、写真をアップしたYear5-6で作りました。

 

まとめ

以上、実践例を紹介しました。

小さい子たちの場合は、やはり手伝いが必要なので先生たちと協力してグループに分けて実施。

 

高学年の場合は、ある程度説明したらスクリーンの説明を見て自力で作れます。

作り上げたすぐ遊べるのでとても盛り上がります。

 

1番、気をつけた事は「どうやって材料を分配するか?」でした。

 

先生たちと相談して成功に導いた方法は

 

⭐️小さい年齢のクラスの場合

*4〜5人ずつのグループに分けてそれぞれに先生、アシスタントがついた。

*グループごとにあらかじめ材料を分配。(紐は最初から切っておく。)

 

🌟高学年クラスの場合

*こちらも先生がある程度のグループ分け。先生やアシスタントがグループを見回る。

*材料はそれぞれを容器ごとに分けておき、生徒自身でピックアップ。

(紐はある程度、長めに切っておく)

 

やはりどちらもグループに分けて工作した方が、まとまり安かったです。

先生の案でもありました。

 

もし、機会が訪れたら参考までにどうぞ。

 

 

 

 

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