留学前の5つの勉強法。これだけは日本でやっておこう!

留学前に英語の勉強は必要か?

英語圏で勉強する事のメリットは“生きた英語に触れる”事。

特によく使われるスラング(方言)をはじめ、これこそ“実際に使われる英語”を身に着けたい場合は、やはり現地に身を置くのが一番です。

とは言え、事前準備をしないまま飛びこんで短期で“いきなり英語が出来るようになった!” なんて事は滅多に起こってくれません。年をとればとるほど。。。

留学前に準備する英語の勉強”は,言わば心の準備もかねての“予習”です。

授業代を無駄にしない為にも最低限日本で出来る事はやっておきましょう。

効率的に短期間での上達が見込める事は確かです。

ここでは、私が実際に経験して“留学前にやった方が上達が速い勉強法”をご紹介します。

その前に。。。

自分のレベル、不得意分野を知ろう!

語学学校の授業は、どの分野も平均的にプログラムが組まれています。

☑文法(Grammer)

☑リスニング(Liestening)

☑会話(Speaking)

☑読解(Reading)

☑作文(Writing)

人によってもちろんレベルは違いますが、中でも英語のどの分野が得意・不得意かは人それぞれですよね。

語学学校では、初日レベル分けをする為に「筆記試験」と「インタヴュー」がありました。

自分にあったレベルのクラスになっても得意分野ばかりの授業ではありません

ましてや、“日本人学生だけ対象”でもありません。

ヨーロッパからの学生は、リスニングや会話が結構得意で「何でわざわざ習いに来てるんだろう?」と思いきや、読み書きが苦手だったり。。。

でも彼らは恥かしがり屋ではありません。とにかく分からなかったら間違った英語でも聞く会話力と勇気があります。

いろんな国籍の学生と一緒に学ぶ事も考えて、躊躇しないように

不得意分野を少しでも克服しておきましょう

(文法や単語は、最低限中学・高校で習ったレベルの復習をしておこう。)

それでは実際に体験した授業内容から“留学前の5つの勉強法’’を紹介します。

1.自己紹介の準備をしよう!

初日はもちろん、クラスがアップする時や 学校以外でも“自己紹介”する場面が増えます。

・名前

・出身国

・職業(具体的に何をしているかが大事。会社名とか関係なし)

・留学した目的や目標

・趣味など(ぐっと親しみやすくなります)

私が実際にした自己紹介文は、こんな感じ。(15年前です)当時旦那にもチェックしてもらいました。

Hi, My name is ○○ . I’m from Japan. I used to work for a food company as a market researcher.

I want to communicate internationally and step up my career, that’s why I’m here.

I like playing tennis! So if you are interested, please join me.

ご自身の文を作成したら、ぜひネィティヴか英語の先生にチェックしてもらいましょう。発音も教えてもらう事も大事です。せっかく文章があっていても通じなければ悲しいですからね。

2.和製英語と英語の違いを知ろう!

 

“えっ、これ英語じゃないの?”

とカルチャーショックを受ける事、しばしばです。行ってから気付くよりも事前学習で把握出来る事の一つです。

中でも私がオーストラリアですぐ直面した一部を挙げてみます。(発音が難しい単語は、参考程度にカタカナで示します。)

全く通じない単語

アルバイト⇒ part time job

ズボン⇒ pants, slacks, jeans

ピンセット⇒ tweezers(トゥィザァㇽズ)

コンセント⇒ power point

レンジ ⇒ micro wave

ダンボール⇒ cardboard(カァドゥボォードゥッ)

オフィスレディ(OL) ⇒ an office worker

サラリーマン⇒ a salesman, an engineerなど具体的に言う

ガソリンスタンド ⇒ petrol station,  service station, fuel station(オージーは短縮’servo’サーヴォって言う)

キャンピングカー ⇒caravan(乗用車に牽引するタイプ)、 camper(バスみたいなタイプ)

シャープペンシル⇒ mechanical pencil(マカァニクㇽ ペンㇲㇽ)

ホッチキス ⇒ stapler

ホットケーキ⇒ pancake

似てるけど伝わらない

アパート⇒apartment house

アポイント⇒ appointment

エアコン⇒ air-conditioner

スーパー⇒ supermarket(ちなみにスーパーの袋は’plastic bag’プラスティック バッグ)

ファックス⇒ facsimile

ボールペン ⇒ ballpoint pen

セロハンテープ ⇒ オーストラリアではsticky tape(スティッキーテープ)

アルコール ⇒ alcohol(アルカホール)

アレルギー⇒ allergy(アラジィ)

バジル ⇒ basil(バズㇽ)

ビタミン ⇒ vitamin(ヴァイタミン)

意味が変わってしまう

ジュース⇒ 日本では、炭酸飲料から果汁系まで全て ‘ジュース’類ですが 本来の英語の意味は果物や野菜のしぼり汁。(肉汁もジュース)

オーストラリアでは、一般に‘アルコールを含まない炭酸飲料水’を‘ソフトドリンク’(コカ・コーラ、レモネードなど)と呼びます。

 

一方 果汁系(オレンジジュースやアップルジュースなど)を ‘ジュース類’ とし、具体的に種類を言います。

 

クレーム ⇒ 日本では“不平”として使いますが、それは英語で ’’ complain” です。

クレームの英語の意味は“主張、請求する” です。

例)Can  I claim this on my tax return?  (これは納税申告 出来ますか?)

 

アイスコーヒー⇒ iced coffeeと書かれたメニューは、日本のブラックアイスコーヒーとは様相が変わります。

クリームとシロップがテンコ盛りの甘いコーヒーが登場!

 

キャリア ⇒ 私たちが使う“キャリア”は仕事の実績、経験を意味しますが、英語では’’career’’(カリア) と発音。

キャリアとそのまま言うと“carrier”と聞き取られ、’’運搬人’’ とか ‘’運送業者’’ の意味になります。

’’キャリアカー’’も和製英語の一つ。英語では”car carrier’’

これら‘和製英語’と‘英語’の違いをまとめたサイトもたくさんあるので参考にしましょう。

私が拝見してとても分かりやすかったお勧めサイトです。

通じない和製英語一覧|起源や正しい英語と159問クイズ!
日本人が日常会話で普通に使っているカタカナ英語が、実は和製英語で、ネイティブに通じないというケースが多くあります。ここでは、それらの和製英語を厳選して紹介。

↑音声付きなので 正しい発音も学べます。

サービス終了のお知らせ

↑日常生活で かなり登場する和製英語が多数 紹介されています。目を通すだけでも為になります。

分かり安く分野ごとにまとめられた事典まであります。すごいです。

 

3.リスニング訓練をしておこう!

 

私の最大難関は「リスニング」克服でした。今でもやって良かったと思う勉強法を3点ほど紹介します。

 

‘連結・同化’  ‘脱落・消失’ 現象 を知る!

 

 

読めても聞き取れない最大の原因は、単語と単語がくっついて発音される時に起こる現象!

’連結・同化’

’脱落・消失’

例えば、

Move it を単語ごとに発音すると「ムゥヴ」「イッㇳ」ですが、実際の発音は

Move it(ムゥヴィッ)

tが消失して聞こえますね。

Could youの場合、単語ごとでは「クッドゥ」「ユー」ですが、会話では

Could you(クッヂュー)

dと yが同化して ヂューに聞こえますね。

例え現地の学校に行ったとしても “日本人向けに授業が組まれている”訳ではありません。

実際にリスニングの授業は、こんなでした。

1.ミュージックを聞いてパソコン画面上の歌詞の穴埋めをする。

2.先生が話す文章を聞きとり、テキストの穴埋めをする。

3.音声を聞き取り、テキストにあるどの単語か選択する。

要は’自力’で聞いて鍛えるしかなーい。

日本人にとって一番難解な単語と単語が繋がって聞こえる“音の現象”について詳しい説明をしてくれるなんて事、ありませんでした。

海外生活をすると「英語のシャワーを浴びる」から聞き取れるようになる。。。と言われますが、ネイティヴ・スピーカーの話す英語に耳が慣れていない‘純日本人’初級者には、「ただの聞き流し」に終わってしまう可能性が高いのです。

当時の私です。

✅ 読み書きは出来るのに 聴くと何を言っているか分からない。

✅ ゆっくり 一語一語 話してもらうと聞き取れる。

✅「単語と単語のつながり音」を教えてもらえば 2回目から聞き取れる。

当時夫と遠距離恋愛中だった頃の電話での会話を例にあげます。

1.連結現象

お互い同じタイミングで話し出そうとした時、

彼 “Please, go ahead.”(お先にどうぞ)

私 “(please)ゴウヮヘッド? go head ???  行け 頭 ? ”

✖ “ゴウ アヘッド

 “ゴウヮヘッド”

⇒ goと ahead    の母音の間に ‘わたり音’ Wが入った連結現象。

2.脱落現象

彼 “Iwent  to town today.” (今日は街に出かけたよ。)

私 ‘’ウエン トゥ???  when to?  ‘’

✖ “ウエント トゥ”

〇 “ウエントゥ”

⇒went の t と to の t が同じ子音同士。前のtが脱落する。

上記音声は旦那に発音してもらったものです。今なら問題なく聞き取れる台詞も当時はチンプンカンプンだった私。

これらの法則を知らずに、ひたすら単語の発音や熟語を覚えても聞き取れません。

まずは簡単な ‘英語の脱落と連結現象の法則’ を書いた本やサイト(音声付き)を参考にして リスニングとシャドーイングをお勧めします。英語の先生を目指すのでなければ、完璧に法則を覚える必要はありません。聞いて慣れていくものですからね。

今ではネットで自分にあったサイトを見つける事が出来ると思いますが、私が実際に使った教材を紹介します。

「宝島社 使える!英語 聞き取れない!日本人の弱点 15の克服」

タイトルの通り、「脱落」「連結」「短縮形」など15の克服ポイントを簡単な例文を挙げてどのように聞こえるか、丁寧かつポイントをついて簡潔に紹介してくれています。熟語も含めて音声付きです。

 

精聴トレーニング

 

「脱落・連結現象」と共に取り組んだのが、「精聴トレーニング」でした。

これを知ったきっかけは本屋で見つけたこの教材。

学研の「最速インストール!英語耳&英語舌」

安河内 哲也さんが紹介するリスニングトレーニングでした。

非常に地道だけど自分の弱点がすぐ分かります。

リスニングトレーニングは、2種類あります。

「多聴」→シャワーのように英語を聞くこと

「精聴」→丁寧に英語を聞くこと

初級、中級者はまずこの「精聴」を鍛える必要があります。いきなりガンガン英語聞いても 単語が認識できないのに理解できる訳ないですね。

訓練は、(この教材の場合)

①CDの音声を2~3回繰り返して聞きます。とにかく集中して聞きます。

②聞いた音声を書き取ります。何回でも繰り返し聞いて英文を作成します。スペリングに自信がなくても「何となくこんな感じ」と思う単語を書いておきます。

③スクリプトと照合して、赤ペンで間違いを直します。

④直した英文を見ながら2~3回聞きます。

⑤音読します。

この時の私のレベルです。今、15年ぶりに教材を再び見てみると赤ペンだらけでした。

 

正解「A men went out with………」

当時の私の耳「I met wait outlet his….」

ひどいものです。英文がおかしいのは承知ながらも、聞こえたのを何とか英単語に当てはめてた状態。

とにかく聞こえるように書き取ってみたら視覚とは別の音で聞こえたり、単語と単語の連携音が全く理解できてなかったのです。

この本に出会って「精聴トレーニングと音読」の重要さと効果を知りました。

今はこれよりもっと分かり安くパワーアップした教材となっています。

 

今の私が英語を理解できているのは、この「脱落・連結」の“英語シャワー”のおかげ。これも精聴トレーニングをしたからです。

それでもまだまだ分からない、聞き取れない会話が日常茶飯事。

そんな時、必ず旦那と子供に何て言ったか聞いて確認しています。

例えば、‘Hooked on a feeling’ という Blue Swedeの曲があります。曲中で歌われる

“Hooked on a feeling”

がどうしても“ブタのフィレ”に聞こえて 何が何だか???

Hooked on a で フッ(ㇰ)ㇳァナァfeeling が フィーリン

フッㇳァナァフィーリン

ねっ!?ブタのフィレに似てるでしょ?

つまり、聞こえた言葉が何の単語か分からないといつまでたっても“豚のフィレ”なんです。

“はまる、夢中”という意味の”hooked on”が豚になったまま。。。フィーリングは、感情、気持ちなのに フィレ肉になってしまう。。。

笑われながらもこの地道な繰り返しで’ネイティヴ会話’に慣れています。

NHKラジオ講座の活用

かなり「リスニング」に重点をおいています。尚且つ、発音訓練や基本の文法もバランスよく組み立てられています。

何といっても、英語も日本語も‘その時間に耳を集中させる訓練として最適でした。15分間なので苦痛もありません。CDを聞くだけや、テキストを読むだけだと眠くなってしまいますが、ラジオを通してライヴ感覚で進行するので飽きませんでした。

今では、サーヴィスもかなり充実して‘オンライン講座’もあり、‘ストリーミング’で自分の好きな時間に学習が可能なので試しやすいですね。

4.スラッシュリーディングで読解力をつけよう!

これは、英文を意味ごとに区切って文頭から順に読んで理解していく方法です。

例えば、簡単な英文で言うと

I went to National museum after school.

これをただ横流しに読むのではなく

I went to National museum/after school.

と文の固まりで区切って’文頭’から意味をつかみます。

読み方としては、

‘私は国立博物館へ行った、放課後に’

私の場合、最初の頃は「主語」+「動詞」だけでも徹底して文頭から訳すように頭ではもっと細かく区切ってました。

‘私は行った/国立博物館へ/放課後に’

目的は、とにかく折り返し読みを避けるためです。英語をそのまま英語の語順で理解できないと会話についていけないからです。

通訳の方もこの方法を修得しているそうですが納得です。

スラッシュリーディングの細かな基本ルールを紹介したサイトがたくさんありますが、最低限の構文知識は必要です。

文法の勉強と言うより、「スラッシュを使って文の構成をゲーム感覚で見つけ出す」と幾分 気持ちも楽になると思います。ぜひ実践してみて下さい。

慣れてくると、大きな固まりごとで理解できるようになります。

お勧めの教材はこちらです。

5.英語で記載された教材で慣らしておく

勿論授業はテキストを含め’全て英語’です。

辞書も「和英」は使用禁止でした。「英英辞書」のみ!英語を英語で理解する為です。

それが最初から出来れば苦労しませんよね。なので、いきなりハードルを高くしなくてもいいように、せめて両方使いで必ず「英英」を取り入れる事を習慣にしておきましょう。

又、英語記載の教材であらかじめ慣れておくと予習にもなります。

私は中級クラスからのスタートでしたが、通った学校で実際に使用されていた教材を紹介します。

English Grammar in Use(second edition)

 

現在進行形(present continuous)や現在完了形(present perfect)など基礎文法が例をあげて説明され、問題もあります。

内容は、中学・高校で学んだ「基礎からの英語」や「構文」の説明と同じです。それをもっと細かく状況別に説明してくれています。

留学前は、せめて英語での説明が理解できる事を目指しましょう。

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