オーストラリアで【読み聞かせ】に大人気の絵本、かつ数々の賞を受賞している
Kookoo Kookaburraの紹介です。
特に英語学習中の方、お子さんに英語の絵本で読み聞かせをされたい方、保育士を目指している方などはオーストラリアの文化に触れながら楽しく読めるのでお勧めです。
本の表紙はこちら。↓
Kookaburra(発音:kúkəbə̀ːrə)あえてカタカナで書くと「クッカバラ」ですが、オーストラリアを代表する鳥、「笑いカワセミ」。
昔から伝わる「Kookaburra Song:笑いカワセミの歌」もあって子供たちにもお馴染みの存在です。
今回紹介する本は、オーストラリアのアボリジナル作家、そしてイラストレーターでもある
Gregg Dreise 氏が著者です。
この本をお勧めする主な理由として
①オーストラリアを代表する「笑いカワセミ」がテーマ。
②アボリジナルアートに触れられる。
(アボリジナルアートについて分かりやすく説明してくれているサイトはこちら。)
③読者へのメッセージが「道徳を教えること(自己イメージ、友情、優しさ、いじめなど)」に関していて更に先住民族の文化も紹介している。
では、簡単にあらすじを紹介します。
その後に「読み語り動画」があります。
あらすじ
主人公の「Kookoo (クークー)」は親切で皆から愛されている笑いカワセミ。
彼は、面白い話で他の茂みの生き物を楽しませる「ユーモアのある演出家」として有名でした。
ところがある日、クークーは面白い話がネタ切れし、かつ段々飽きてきてしまいました。
その代わりに「他の動物たちをからかったりする」ようになります。
クークーを心配した叔父は、彼に賢明なアドバイスをしますが、クークーは耳を傾けませんでした。
やがてクークーは、自分の周りに誰もいなく、友達に無視されていることに気づきます。
彼が自分の笑い声を聞くと、それは不幸な音に感じました。
そして遂に叔父のアドバイス、「優しさはブーメランのようなもの 。何度も投げれば返ってくる…」という言葉を思い出します。
読み語り動画
では、こちらの動画の読み語りを楽しんで下さいね。
Kookoo Kookaburra by Gree Dreise
🌟本物の笑いカワセミの鳴き声はこちらで撮影しました。↓