オーストラリアを代表する動物の1つ、ワライカワセミ。
英語でKookaburra(発音kúkəbə̀ːɾə/-bʌ̀rə)
頭がでっかくて、目がまんまるで、ちょっと小太りで何とも愛くるしいお姿。
犬の散歩中に近くの木の枝にとまっていたので撮りましたよー。
さて、ワライカワセミと訳されている通り“laughing kookaburra”とも呼ばれています。
「クゥーカァーッカッカッカッカァーッ🎶」
って人が大笑いしたような鳴き声をすることから名付けられました。
が、私はいつも
よーっ!カッカッカッカッカァー!
って歌舞伎役者が両手をパァにして片足あげて横に進む姿が思い浮かびます。
飛び六方ってやつですよね。
ちょっと笑いカワセミの方が音色が高めだけど。。。
さてある日の朝、愛犬パディちゃんを連れて森林に設けられた散歩道を通り抜けようとしたら、笑いカワセミたちの大きな鳴き声!
いつもなら頭に歌舞伎役者の飛び六方姿が浮かびつつ、そのまま通り過ぎるのですが、周りに誰もいないし、記事にするなら実際の鳴き声を撮った方がいいと思いたち、撮影しました。
その動画をズームしてみると何と、笑いカワセミは3羽いてそこには三角関係にこじらす奴がいた?
では、ご覧ください。
動画では速すぎてしかも小さすぎて分かりづらかったと思います。
そこで静止画で説明します。
まず木の枝にとまっている笑いカワセミたち。
位置からして推測できるのが↓
下の枝には仲睦まじいカップル。そして上の方の枝にも1羽。
すると、上の枝にとまっていたのが飛んだ!↓
遠くへ飛び立った?↓
と思いきや↓
Uターンして目指す方向は。。。↓
カップルの方へまっしぐら!一体何を?
この後、↓
彼女と思われるメスはとどまり、オスたちは激しく下へ飛び立ちました。
そして、カップルの邪魔をしに行った1羽は逃げ去った様子。
本当、”Back Off”(引き下がれ!)って感じだったな。。。
さて、その後、、、↓
彼女の隣には戻らず、下の枝に戻ったけど。。。
フフッ!どんなもんだい!ってとこかな?
も、もしかして邪魔しにきた奴が???
と心配になって何回も動画みたけど、やっぱり最初に側にいた彼が追い払った感じ!
よかった〜!
いやー、笑いカワセミの世界もいろいろあるようで。。。
彼らが笑ったように鳴くのは、決して「楽しいぞ!」って訳ではないそうです。
オーストラリア美術館の公式ページによると、
The Laughing Kookaburra is not really laughing when it makes its familiar call. The cackle of the Laughing Kookaburra is actually a territorial call to warn other birds to stay away.
笑いカワセミは、おなじみの鳴き声を出すとき、実際は笑っていません。笑いカワセミの鳴き声は、実際には他の鳥に近づかないように警告するための縄張りの呼びかけです。
やっぱり私が撮影した時の鳴き声も、一種の「カップル縄張り警告」だったんですね。