‘be in charge’を使った表現

当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。

非常によく耳にする ‘in charge’ のフレーズ。

この意味は‘担当して ‘仕切って’ ‘責任者で’ などで、我が家の親子会話でも頻繁に登場します。

実例をあげると、食事前のテーブルセッティングは‘息子’の担当と決めています。

私「OK, Boys! Dinner is ready in 5min. 」(あと5分で夕飯ができるよ。)

夫「Oh! Is table set? Who is in charge?」(配膳は?誰の担当だっけ?)

息子「All right, all right! It’s me. I’ll do it right away.」(分かった、分かったよ。僕だよ。すぐやるよ。)

(リスニング訓練の参考までに音声付にしました。)

こんなやりとりです。

ここでは‘charge’自体の意味も含めて、どんな場合に使うのかまとめました。

よく使われる ‘charge’

辞書で調べると名詞も動詞もズラーっと表示されてきます。それだけ多義に使われる単語ですが、ここでは日常生活で頻出度の高い意味の使い方を紹介します。

充電する

この意味では「スマホのチャージって空港でも出来るかな?」などカタカナ英語でも使っていますね。それと同じです。

I need to charge my phone.(携帯 とカタカナでも使っ電話の充電しなきゃ。)

The battery is fully charged.(電池は100%充電されている。)

ちなみに空港では‘charging stations’ と案内されています。

 

請求する

‘請求する’と言う意味でも耳にします。例をあげると、

  • ‘多額を請求する’と言う意味で

’That shop charges a lot.’(あの店は高いよ。)

  • ‘請求代’について話す時に、

’How much did they charge for your hair cut yesterday?’(昨日、カッド代いくらかかった?)

 

’How much for tuning?’ (調律代はいくらですか?)

との質問に対して、

’We charge $200 for a standard tuning.’(標準の調律代は200ドルです。)

 

利用料・手数料・使用料

‘料金’を意味する英単語は多数ありますが、名詞の ‘charge’ もその一つ。ただ奥深い意味があって、サーヴィスに対して請求される料金の時に使われています。

chargeの原義からくる料金の意味

もともと「chargeの原義」は‘車に荷を積む⇒支払い・責任などの負担を負わせる’となっている事から考えると納得ですね。

請求書にも記載されています。

①Electricity charges(電気料金)

②請求書の例

 

③会話で交わされるのが、

’Electricity charges will rise again.’(電気代がまた上がるみたい。)

 

では、日本でも使われる‘テーブルチャージ’は通じるか?

テーブルチャージは和製英語です。

居酒屋、バー、ナイトクラブや高級レストランで飲食代の他に支払う料金、席料ですね。

「お通し・突き出し」や「ナッツなどのおつまみ」「パンとバター」が注文してないのに登場してきます。レシートみたら‘サーヴィス料’が取られてた!と言うあのケース。

ただ、この‘テーブルチャージ’は英語として伝わりません。じゃ、何て言うのか?

‘cover charge’ です。

ただ、サーヴィス内容が少し違います。文化の違いです。「お通し・突き出し」が出てくることはありません。(レストランでのパンとバター、水のサーヴィスはあり)

主にバー、ナイトクラブ、レストランでエンターテイメント(バンド、DJ)に対するコストカバーの為に設けられています。

なので、外国人が日本の居酒屋・ナイトバーでビックリするのがこの’テーブルチャージ’!

だいたい注文していない小鉢がいきなり登場する。

聞いたけどよく分からない。

食べる食べないにかかわらず最後に請求されてビックリ。

サーヴィス料って言ってもエンターテイメントなんか、なかったぞ?

えっ、あの最初に出てきた料理の事?

なんだ、このシステム??

と困惑する訳です。

日本の紹介の一つに’テーブルチャージ’を挙げているブログも結構ありました。私たちが違う国で全く違う事を経験するのと同じですね。

The ‘Seat Charge’ system of cover charges in Japanese Restaurants.

EAT・DINE・JAPAN/

Being Charged For Your Seat in Tokyo: The “Seat Charge” System of Cover Charges in Japanese Restaurants より引用

(日本におけるカバーチャージの’席料’システム)

 

’ Why should I have to pay for a seat seeing as it wasn’t a concert or anything like that, and much less pay for something I didn’t order?’

Japan Info/What is Otoshi, The Unavoidable Seating charge?より引用

 (何で実際にコンサートとかそういったものがなかったし、ましてや注文してない物に払わないといけなかったの?)

他にも、お通しに「イカの塩辛」が登場したようで。。。そりゃ、びっくりしますな。。。

ポジティヴな意見に、食べる食べないに係わらず’お通し料金’はとられるからどうせなら試しましょう!日本での新しいユニークな食べ物を知る素晴らしい機会と紹介している記事もありました。

Otoshi are great way to learn about some new and unique dishes in Japan.

ぐるなびGURUNAVI/

Otoshi FAQ – A Guide to Japan’s Table Charge Dishes より引用

うー、お通しと聞いただけで食べたくなる私はやっぱり純日本人です。

テーブルチャージ’外国人への対応法”

こうしたテーブルチャージに対する外国人対策としては、やはり入口に英語表記で説明しておくのが一番です。

夫からの提案文を紹介します。

We have a cover charge of ¥〇○〇 as part of our system.

It includes a small appetizer for every customer.

(我々はシステムとしてカバーチャージ料金¥〇○〇を頂戴しており、全てのお客様に小鉢をお出ししています。)

だいたいこれで理解できるようです。

夫の場合は、居酒屋に連れて行ってもらっても毎回’ただ食い’だったようで、このテーブルチャージを知るまでは「小鉢はサーヴィス」だと思っていたらしい。。。

やっぱり日本独特のシステムですね。

突進する

‘突進する’と言う表現は、牧場経営者の多い田舎町暮らしで学びました。

’Look out! The cow is charging you!’

(気を付けろ!牛が突進してきてるぞ!)

 

’The cow charged at me yesterday. I nearly got rammed.’

(昨日牛が僕めがけて突進してきたんだ。すんでのところで衝突されそうだったよ。)

Chargeと ramの違い

上記の英文で登場する’charge’の突進するという意味は、あくまでも突進中の表現であり、実際に衝突したかどうかは分かりません。

衝突とか激突する場合は、’ram’が使われます。

The car rammed a tree.(車が気に激突した。)

be in chargeを使った表現

 

文頭に紹介した「~を担当する」「~を仕切る」と言う場面で使われる表現。ここでは実際に見聞きした表現を紹介します。

本に登場

息子と読んでいた本に登場しました。内容は、

通常の買い物と従兄たち訪問の為の買い出しも含めてスーパーへ母親に同行した息子。母親からリストを渡された時に言った台詞です。

 

I like being in charge of my own trolley.

出典元:Tom Gates Series : Book 5/Tom Gates is Absolutely Fantastic (at Some Things)

(自分のショッピングカートでやらせてね。)

‘in charge of~’ の熟語ですね。 ‘~を担当して’ ‘~を任されて’ ‘~を預かって’ です。

ニュースレターの一文

学校からのニュースレターにも登場しました。

校長、副校長ともに会議で不在との案内文の締めくくりに、

Mrs Bernie is in charge whilst we are away.

出典元:newsletter/Principal’s letter to parents

(私たちが不在中、バーニー先生が仕切ります。)

‘in charge’ で‘管理して’ ‘仕切って’ ‘担当して’ です。

映画‘School of Rock’にも登場

映画カンフーパンダの声優役でも知られている‘ジャック・ブラック’主演の‘School of Rock’にも頻繁に登場します。

ざっと映画の内容を説明すると、ジャック演ずるデューイがロックバンドを追放されて職を失い、家賃の支払いの為に名門小学校で偽せの先生になりすます。そこで、担当クラスの生徒たちの音楽の才能に感動して自ら子供たちとロックバンドを立ち上げるストーリー。

 I’m in charge now.

’偽せの先生成りすまし’ 初日の女子生徒との会話中、

As long as I’m here, will be no glad or gold stars or the merits. We’re going to have recess all the time.

(俺がここにいる限り、称賛とか金星とか功績とかないからな。いつも休憩時間だ!)

But Mrs  〇○  only gives recess for 15mins…

(でも〇〇先生は15分だけの休憩時間を。。。)

Hey girl! You’re not hearing me. I’m in charge now. OK? And I said recess!

(おい、女子。聞いてないな。今は俺が担当なんだ。分かったか?俺は休憩時間って言ったんだ!)

映画 School of Rockより引用

You’re in charge of everything.

生徒たちの音楽の才能に感動してバンドを立ち上げる事になったある日、女子生徒サマーが自分の担当に不満を言い、ディーン(偽せ先生)が代わりに‘マネージャー’役に任命した時の台詞。

Summer! You’re in charge of everything.

(サマー、君が全てを仕切るんだ。

映画School of Rockより引用

Who is in charge?

ロックバンドを立ち上げたクラス。オーディションに駆けつけたものの、丁度締め切った後でした。そこでの担当者とのやりとりで、

Sorry, audition is over.

(ごめんなさい、オーディションは締め切りました。)

Who is in charge?

(誰が責任者だ?)

映画School of Rockより引用

この映画には、たくさんの日常会話で耳にする台詞が登場します。結構聴き取りやすい映画の一つだと思いますのでまだの方は必見ですよ。

 

タイトルとURLをコピーしました