うさぎの英語名の区別の仕方。飼いウサギ⇒ラビット、野生うさぎ⇒ヘアではない!

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オーストラリアの田舎町ではカンガルー、ワラビーはじめ

いろんな野生動物に遭遇します。

 

中でも夜道、ウサギがいきなり道路を横切りビックリする事もしばしば。。。

 

初めて目の前を横切られた時

「It’s a rabbit!」

と言った後に旦那に指摘されたのが

 

「It’s a not rabbit, that’ a hare!」

 

これ以降、どうやらうさぎの呼び名には

“ラビット” と “ヘア” がある事を知ったのです。

 

英語圏ではこの2つのタイプの野生ウサギが存在し、

それぞれ呼び名を使い分けています。

 

飼いうさぎ⇒ラビット、野生うさぎ⇒ヘアではない。

うさぎの英語名を辞書でひくと

 

Rabbit(ラビット)=飼いウサギ。穴ウサギ。

Hare(ヘア)=野ウサギ。

 

と出てきます。

まるで野生ウサギの事をヘアと呼ぶように勘違いしてしまいます。

 

でも英語圏では

ラビットもヘアも両方とも”野生うさぎ”として存在します。

 

実際、我が家にも野生の”ラビット”も”ヘア”もよく出現します。

 

なので英語圏の呼び名の違いの基準はあくまでも品種の違い

 

ラビット⇒飼いウサギ

ヘア⇒ウサギ

 

“家畜” か “野生” かで区別すると間違った表現になります。

 

ここでは、ラビットとヘアの違いと使い分け方を説明します。

 

ラビットとヘアの違い

見た目の違い

ラビット(rabbit)

 

ヘア(hare)

  • 耳:ヘアの方が長く先端が黒い。
  • 後足:ヘアの方が長い。
  • 体の大きさ:ヘアの方が大きめ。

品種、その他の違い

ラビット(rabbit):穴ウサギ属

  • 穴を掘って集団生活をする。
  • 生まれたばかりの子は毛がなく目も開いていない。
  • 大人しく人になれやすい。
  • 家畜化された“家ウサギ”の原種

ヘア(hare):野ウサギ属

  • 穴を掘らず地上生活をする。
  • ほとんどが単独生活。
  • 生まれたばかりの子は既に毛が生えて目も開いている。
  • 気性が激しく人馴れしにくい

 

日本語訳でラビット=飼いウサギとしているのは

家畜化された“家うさぎ”の原種でもあるからですね。

 

一方、ヘアは気性が激しいのでペットにはなりません

従って”野生のうさぎ”であることに間違いはありません。

 

但し、英語で使い分ける時には

野生ウサギ全て⇒ヘア(hare)ではない事に

注意する必要があります。

 

野生うさぎの英語表現使い分け

 

何度も主張しますがラビットだって”飼いウサギ”だけでなく野生もいます

では野生のラビットを英語で何と言うか?

 

A wild rabbit

となります。

 

一方、Hare(ヘア)は野生としてしか存在しません。

その場合、わざわざwildをつけて野生を強調しなくても

“It’s a hare!”

と単純に呼び名を言えばOKです。

 

同じくブッシュでいるラビットも環境からして野生と分かり切っているなら

わざわざ”wild rabbit”とは言いません

“It’s a rabbit.”

です。

 

野生かどうかを伝える必要がある場合に“wild rabbit

と言ってます。

 

訳す時に気を付ける事

”a wild rabbit” も

“a hare” も

 

日本語に訳すと “野ウサギ”

と一つだけの表現なってしまいます。

 

但し、逆に英語に訳す時には品種を伝える必要がある事を忘れず

☆品種の違いだけを伝えるなら

穴うさぎ=a rabbit

地上うさぎ=a hare


”野生”も”家畜”も両方存在するラビット(穴ウサギ)に対し

☆更に野生を強調したいなら

a wild rabbit

☆飼われているなら

a tame rabbit

 

となります。

 

まとめ

☆英語圏では2つのタイプの野生うさぎがいる。

  • A wild Rabbit
  • A hare

☆ラビットかヘアの違いは品種の違いを伝えている

☆ラビットは状況で伝える呼び名を付加する。

  • ただのヘアとの違いの場合:a rabbit
  • 野生を強調したい場合:a wild rabbit
  • 飼われている事を伝えたい場合:a tame rabbit

 

実際に”ラビットとヘアの違い”

“ラビット”を状況で使い分ける表現法が登場する

面白い英語の本があるのでぜひ参考にどうぞ。

☆記事はこちら

「英語のラビットとヘア。両者が揃って登場する小学生に人気の作家エニッド・ブライトンの本。これで使い分けも丸わかり!」

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