海外で習うフォニックスの紹介です。
息子が4歳から5歳の時にプレップ(小学校準備学級)で習った「アルファベットAからZのフォニックス」の覚え方がとても分かり安くて感動しました。
九九を覚えるように口ずさみます。
アルファベットAのフォニックス記事
アルファベットBのフォニックス記事
に続いて
今回は”アルファベットC”の番です。
アルファベットのCは2つの音がある
九九方式の口ずさむ感じで覚えてしまいます。
まずは音を聞き、口元を見て下さい。
(この時息子は矯正中!カラフルな歯元が登場します 😉 )
C has 2 sounds /k/ and /s/
それでは順番に音の出し方と単語例をあげます。
Hard C sound: /K/ の音 (ハードなCの音)
まず /k/ です。
これは辞書に記載されている発音記号の/k/の音です。
音の出し方
☆ここで説明する口と舌の位置は、後に出てくる
”アルファベットGのハード音”や
”アルファベットKのフォニックス音”
を出す時と同じ形なのでよく覚えておいてくださいね。
口の形
①口を半開きにします。
歯は閉じません。
舌の位置
②舌を少し後方にひき、舌の真ん中から後方辺りを口内の屋根につけて空気を遮断します。
③屋根につけた舌を放して喉の奥から空気を吐く感じで/k/っと息を吐きます。
☆発音した時、喉元は震えません。
では一緒に
“k” “k” “K”
単語の例
ハードCのフォニックス読みをする単語例です。
舌を後方にひいた状態で喉の奥から発音してみて下さい。
Cat, cake, car, can
お勧め教材ネィティヴ発音の仕方
イギリスの学校の先生によるハードCの音の出し方と単語例。
フォニックス読みの仕方をまじえて分かり安く説明してくれています。
Soft C sound: /s/ (ソフトCの音)
次にもう一つのCの音、ソフトCと呼ばれる音“s”について。
発音記号/s/と同じ音。
音の出し方
口の形
①半開きのまま歯を閉じる。
舌の位置
②閉じられた歯の裏側中央に舌の先端がくる。
息
③閉じた歯の裏側に舌の先端を置いてスーッと息を吐き、摩擦音を出します。
では一緒に
“s、s、s、”
単語例
ソフトCのフォニックス読みをする単語例をあげます。
歯を閉じて舌の先端を歯の裏側にあてて発音してみて下さい。
City, cent, circle, rice
お勧め教材ネィティヴ発音の仕方
同じく先生登場。
口元、歯の位置を分かり安く表現してくれています。
まとめ
アルファベットCが持つ2つのフォニックス読みは、発音記号で
/k/ と /s/ にあたる音。
いずれもカタカナでは発音できない音です。
☆/k/ はカタカナ読みでクッと言わず、
①舌の真ん中から後ろ辺りを口内屋根につけて空気を遮断!
②その状態から舌を戻す時に/k/と空気を吐き出します。
☆喉の奥から無声音を出す感じ。
カタカナ読みで「クッ」と言うと「クゥッ」と母音のウがついてまわります。
口も半開きじゃなくてタコチューになってしまいます。
英語発音は口は半開きです。
そして舌を屋根に付けて空気遮断!
この空気をためて放す時に出る無声音が英語の音です。
☆/s/ もカタカナ読みでスーッと言わず
歯を閉じて口を半開きにした状態で
舌の先端を歯の裏側において空気を送り
破擦音を出す練習をします。
カタカナ読みで「スーッ」と言うとこれもタコチューになって摩擦音は出ません。
九九を覚えるように
「C has two sounds /k/and/s/.」
とアルファベットAから順番にフォニックス読みを口ずさむと段々口の形が慣れてきます。
これで単語を口にするとビックリ!
英語の発音になっていきます。
それだけ発音の仕方が違うのでカタカナ表記をすると途端に発音が日本語に逆戻り 😥
なのでフォニックス読みを日々口ずさみ単語を口にした時、自然と英語発音になるように頑張るのです。
お勧めフォニックス教材
英語の発音はカタカナとは全く違う音の出し方をします。
息子が学校で習ってきたように
ポイントは
①口の形
②舌の位置
⓷息の出し方
これらを知らずして正しい発音は出来ないと悟りました。
逆に知ることで英語発音に近づいて英語が通じる達成感を味わえます。
息子が習ってきた音の出し方と比較的同様の説明がされた日本の教材を紹介します。
次回は
アルファベットDのフォニックスを紹介します。