海外で習うフォニックスの紹介です。
息子が４歳から５歳の時にプレップ（小学校準備学級）で習ってきた
アルファベットAからZのフォニックスの覚え方が何とも分かり安く覚えやすい！
これなら私にも出来る！と感動しました。
九九を覚えるように口ずさんでいると自然と口や舌の位置が慣れてきて
驚くほど英語発音に近づきます。
伝わって初めて会話が広がる英語の世界。
今回は難関の一つ、
アルファベットLのフォニックスの出番です。
アルファベットLのフォニックスは１つ。/l/の音。
先生によると英語を母国語としていても特に念を押して教える発音の一つとの事。
L has one sound /l/.
これも口ずさむように覚えます。
まず口元を見て音を聞いて下さい。
音の出し方
それでは、実際に難しい音の出し方のポイントです。
舌の位置と空気の通り道
を意識します。
口の形と舌の位置
①口は半開きにする。
歯は閉じない。
②舌の先端を上の前歯の後ろ口内屋根
に押し付ける。
（もしくは歯に押し付ける）
⓷押し付けた状態で
/l/と音を出す時に
空気を舌の両端から通過させる。
この空気を通過させるのが音を出す時
にポイントになります。
慣れないうちは少し舌の両端を上へカールさせると出しやすいと教わりました。
上記ポイントで音を出してみて下さい。
単語例
単語例を挙げます。
①口を半開きにし
②舌の先端を上の前歯後ろの屋根につけ
（歯の裏側でもOK）
③舌の両端から空気を通過させて
発音してみて下さい。
Look, Like, snail, pearl
カタカナ発音でも最初にLがつく単語の
”Look“ や ”Like” は比較的通じます。
でも最後にLがくる場合は全く違う音になって通じません。
例えば ”snail“ を「カタカナ英語」でスネイルと言うと
「ㇽゥ」と母音のウの音がついてまわってダメなんです。
これを舌の先端を屋根につけるだけで変化！
お勧め動画ネィティヴの発音の仕方
ネィティヴによる音の出し方を舌の位置を含めて教えてくれます。
説明は詳細文にも記載されています。
ポイントは上記に紹介した内容で単語例も最初にLがくる場合、真ん中、最後など丁寧に発音して見本を見せてくれます。
まとめ
アルファベットLのフォニックスは/l/の一つだけ。
難しい発音の一つです。
舌の位置と空気の通し方を意識するだけで劇的に変化！
カタカナ読みで「ㇽッ」と言わず、
①口を半開きにして
②舌の先端を上の前歯後ろ、
口内屋根につけてから
③/l/と音を出す時に
空気を両端から通す。
少し舌の両端を上へカールさせると
発音しやすいと言われます。
カタカナ読みでと言うと口がタコチューになって「ㇽゥッ」とどうしてもゥの音がついてまわります。
空気が舌の両端から通過した音にはなりません。
舌の先端を前歯の裏側、若しくはすぐ後ろの口内屋根に押し付ける訓練が必要です。
☆フォニックス教材おすすめ☆
フォニックスの音の出し方は「見よう見まね」ではなかなか曖昧で分かりません。
日本語発音と全く違う音の出し方をするので
①口の形
②舌の位置や歯の開閉
⓷息の吐き方
これらを知って初めて出来ると実感しています。
息子が現地校で習ってきた方法と比較的内容が似ている日本語の本を紹介します。
次回はアルファベットMのフォニックスの紹介です。
