ジョコヴィッチ騒動〜その3.審査書類の不備から次々と出てきた疑惑。

地元オーストラリアの人や、ちゃんとワクチン接種したプレーたちの気持ちを無視して自身のグランドスラム新記録に向けて「ワクチン接種」をスルーした「医学的免除」とやらの証明を取って来豪したものの、入国の審査書類の不備を理由にビザをキャンセルされてしまったジョコ殿。

 

☆オーストラリア到着までの地元の報道はこちらの記事をどうぞ。

現地オーストラリアで起きているジョコヴィッチ騒動の背景にあるもの。その1ー医学的免除が認められた?
厳しいロックダウンを強いられ、普通の生活に戻る為に本意でなくともコロナ予防接種を受けざるを得ない状況化で、テニス界NO.1のアンチ予防接種派でも知られているジョコビッチに「医学的免除」が認められた。でもこれは入国ビザを許可するものではなかった。現地で私たちが見ていたニュースの時系列はこんな感じです。

 

☆メルボルン到着後のビザキャンセルの記事はこちら。

ジョコヴィッチ騒動、その2ーメルボルン到着後、ビザキャンセルのニュース。
お騒がせのジョコヴィッチ。 大好きだったのに、本当に残念な嘘と態度。 前回の記事で、彼がオーストラリアに入国するまでの現地での報道経過を紹介しました。 オーストラリアに入国するための必須条件。 2回のワクチン接種を受...

 

「オーストラリアの人たちの思い」に関してはこちらの記事で書きました。

ジョコヴィッチ騒動で地元の人たちの多くが感じていること。ジョコヴィッチのお母さんには理解できないのだろうか?
オーストラリアオープンに出場する為にやって来たジョコヴィッチ。 出場する為には「2回のワクチン接種」が必須条件。 でも彼は「ワクチン接種を拒否」している事を公表していただけに、この大会に出場するかどうか何ヶ月も憶測がありました。 ...

 

その後、弁護士を通して訴訟を起こし、1月10日に勝訴のニュース。

この時は、

「我々はオーストラリアが求める全てのプロセスをへて準備をしてきた。」

「12月16日のコロナ陽性の結果証明の元、”医学的免除”が下されている。」

と強気満々であった。

 

ところが、それがかえって今まで謎だった

「書類の不備って?」

「医学的免除って何だった?」

 

を公開することになり、更には次々と虚偽報告が明らかに。。。

 

何故勝訴できた?

そもそも、最初にキャンセルされて彼らが訴えた時にどうして「裁判所はジョコヴィッチ側の訴え」を認めたのか?

* ジョコビッチはビザを取り消される前に、十分な応答の機会を与えられなかった。

 

*1月6日 午前5時20分にビザ取り消しの可能性を提示され、同日午前8時30分までに返答するよう伝えられたが、入国管理局は同7時42分にビザを取り消した。

仮に約束通り午前8時30分まで時間が与えられていれば、ジョコビッチは「他者に相談し、ビザが取り消されるべきでない理由を提出できていたはずだ」と指摘した。

 

 

“The respondent concedes that the delegate’s decision to proceed with the interview and cancel that visa … was unreasonable in circumstances where … the applicant was told at 5.20am on Thursday January 6, 2022 that he could have until 8.30am to provide comments in response to a notice of intention to consider cancellation,” the minute said.

“The applicant’s comments were then sought at about 6.14am instead. The delegate’s decision was made at 7.42am before the applicant was thus denied until 8.30am to make comments.

“If the applicant had had until 8.30am, he could have consulted others and made submissions to the delegate about why his visa should not be cancelled.”

引用元:The West Australian

 

 

つまりこの時は書類の不備よりも、彼らに十分なビザキャンセルに対する弁解の余地を与えず拘束した事が問題だったのです。

 

そもそもキャンセルされた理由とは

 

1.渡航歴の虚偽申告

オーストラリア入国の過去14日間の渡航歴を”no”と申告。

ところが、スペインでトレーニングしていたことが発覚。

 

これに対し、代理人の記入ミスと言っている。

それよりも、オーストラリアと同様、ワクチン接種の証明が必要なスペインにどうやって入国できたのか?

 

入国記録がない?とかで今警察が調査中。

 

2.ワクチン接種免除にあたる証明が不十分

ここがそもそも不信を募らせるところ。

「医学的免除」を下した機関は2つ。

*オーストラリア免疫技術諮問グループ(ATAGI)

*ヴィクトリア州保健所ー医療免除レヴューパネル

 

ところがどっこい、彼らは国境を管理していない!

独立した医療委員会やテニスのボスにとっては十分でも、オーストラリアの国境を実際に支配している人々にとっては不十分だった。

 

そもそも「過去6ヶ月以内にコロナ感染したから入国可能」なんて事が認められる訳がないではないか!と思うのは私だけでしょうか。。。

 

それよりも、他のちゃんと接種をした選手たち、地元の人たちを無視して「自分だけスルー?」「そこまでして?」と思ってしまうのです。

 


医学的免除の申請は12月10日までだった。


しかも、テニス協会が「医学的免除」について声明を出したとき、期限は12月10日まで。

でもジョコ殿、その6日後に感染している。

 

それから申請しているってことは、ここでも別枠が認められた?

 

その後、浮き上がった問題

 

12月16日に感染したのに翌日、その次の日とイベントに参加していた。

 

*12月17日/子供達の表彰式

→これに関しては、結果を知ったのがイベント後と言っている。

 

*12月18日/インタヴュー&写真撮影

→感染している事を認識しながらも主催者側に迷惑をかけたくないと思い、出席したがこれは誤りだった、と言っている。

 

この辺りからもう泥沼状態です。

 

感染してなかったらどうしたんだろう?

これが本当に不思議に思うところ。

そもそも12月16日に感染してなかったらどうするつもりだったのか?

 

ここまでしてオーストラリアオープンに拘るのに、ワクチン接種なしでどうやって参加するつもりだったのだろう?

 

ともかく、本当に残念。

何が残念って自分のタイトルのことしか考えないで、地元の人や他の選手たちの正当な行為を無視して「俺はNO.1なんだ」って言う態度。

 

でも家族含めてこれが「価値観の違い」なのかもしれません。

今回の件で、すこなくともナダル選手やマーレイ選手たちが、このパンデミックでの選手としての在り方にいいモデルで会ってくれて嬉しい限り。

 

あのナブラチロワも常識コメントしてくれてありがたや。

 

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