海外での日常生活で、ネィティヴが使う表現の紹介です。
今回はショッピングセンターへ行った時の「駐車場での会話」です。
どんなセリフが登場するかと言いますと、
⭐️straight ahead : 真向かい、まっすぐ前の方、真ん前
⭐️Don’t take my spot: 私の場所を取らないで。
⭐️back it in バックで入れる
です。
さて、説明する前に少し余談ですが、車の話です。
オーストラリアでは”ute”( /juːt/ )と呼ばれる小型トラックを多く見かけます。
この”ute” と呼ばれる車種は、”utility vehicle”(ユーティリティ ヴィークル)の略語で,オーストラリアとニュージーランドでは、通常の運転免許証で運転できます。
後部座席の後ろが荷台になっていて、その部分は”Tonneau/ta’-no”と呼ばれます。
夫もこのユート車に乗っているのですが、とにかくデカい。
なので駐車場では、どでかいユート同士が隣り合わせだとドアが開けられない事もしばしばです。
そんな訳でこの日も出来るだけ、隣が空いている、若しくは小さめの車の隣などの「最適な場所」を探していました。
すると、ありました! 状況をイラストにするとこんな感じです。
そしてこのセリフです。
There are some spots straight ahead!
(真向かいがいくつか空いてる!)
straight ahead を使った表現
“straight ahead”は、頻繁に使われる表現ですね。
意味は「真ん前」とか「真向かい」「真っ直ぐ前の方」
“There are some spots straight ahead.”
空きスペースがこのように「真っ直ぐ前方」だったのでこのセリフに登場しました。
☝️この他にもよく使われるセリフが↓
さて、会話の続きです。
Oh! A car is coming from the other way!
(あっ、車があっちから来るよ。)
Don’t take my spot!
(僕の場所、取るなよ!)
Don’t take my spot!
この”spot” の意味には「場所、位置、席」の他にも「仕事上の持ち位置・役割」を指す時もあります。
「私の仕事、取らないでよ。」など誰かに取って代わるような事態がある時などにも使われます。
引き続き、会話編へ。
Oh!
They parked over there.
(あらっ、あっちにとめたよ。)
“over there” は「あっち」
「犬の散歩編日記」の記事にも登場しました。
Good work!
(いいぞ!)
Good work! を使った表現
褒める時に使う表現の一つです。
何かをやり遂げたり、成功した時に「よくやった!」と伝えたい場合に登場。
“Well done!”
“Good job!”
とも言います。
今回は、全く無関係の他のドライバーに対して「自分のとめたい場所を取らずに他にとめてくれてありがとう!」の意を込めて言いました。少しおちゃらけ!
会話の続きです。
I wanna back it in!
(バックで入れるよ。)
back it in を使った表現
これは聞かなかったら私は使わない表現でした。
「車をバックで入れる。」なら私が使う表現は、
“I wanna reverse the car into there.”
これでも全く間違いではなく、こちらも耳にします。
でももっとネィティヴ頻度を上げると、
”I wanna back it in.”
短いセリフですね。
これは正式に文章にすると、
“I want to back it in there.”
もっと詳細に書くと
“I want to back this car into there.”
これが ”I wanna back it in!”
に省略されて使われる事を学んだ一時でした。
日本語の「バックで入れる」
英語の「back it in.」
何だかいつもは日本語表現と英語は違いすぎて苦労するのに、これに限っては似てる気がする。。。
最後までお付き合い、ありがとうございました。
海外の日常生活で使う表現を紹介しました。