“upset the applecart.”ってどう言う意味? 直訳では通じないネィティヴが使う英語の慣用句

ネィティヴが使う慣用句の紹介です。

今回は、“upset the applecart” の登場!

 

“upset” は主に「〜の心を乱す、を動揺させる」と言う他動詞で主に使われていて

 

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I’m sorry, I didn’t mean to upset you.

ごめんね、あなたを動揺させる(怒らせる)つもりはなかったの。

とか、

 

 

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Who upset him?

彼の気分を害したのは誰?

 

など日常会話でよく使われています。

 

今回の”upset” は他の意味で「ひっくり返す」

 

“upset the applecart”

を直訳すると「リンゴを積んだ荷車をひっくり返す。」

 

さて、一体どう言う表現で使われるのでしょうか!

 

“upset the applecart”の意味

 

 

せっかくたくさん積み上げたリンゴたち。

落とさないように気をつけて。。。

 

ところが誤ってひっくり返してしまうと、

無惨にもリンゴたちは地面へ。。。

積み上げた苦労が台無しでボスがいたらカンカン!

 

この状況から

「せっかくの計画を台無しにしてしまう」

「問題のない状態から揉め事、トラブルを引き起こしてしまう。」

と言う表現で使われます。

 

例文

実際に夫との会話で登場した場面を紹介します。

ー前置きー

私たちは息子の所属するオーケストラのサポート役として毎回ミーティングに参加しているのですがそこで自由時間に他のメンバーのママさんとの雑談中のこと。

「息子の就いている先生は休日に無償で音楽理論を教えてくれている。。。」と夫が言ったのをその場では途中で他者が入ってきて指摘できませんでした。

ただ息子の音楽理論レッスンが無償なのはその先生に複数の楽器も合わせて師事していることから特例であり、普通はレッスン料がかかっているはず。。。

なので、チャンスを見て夫に

 

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I think other students have a lesson fee.

It’s special for our son because he is learning multiple instruments from her.

(他の生徒たちはレッスン料、かかってると思うよ。息子は複数習ってるから特例よ。)

●●●

Oh, dear!

I hope I don’t upset the applecart!

(しまった!トラブルにならないこと、祈るよ。)

Oh, dear! or Dear me!

非常によく登場する台詞です。

意味は「おやまぁ!」「しまった!」「やれやれ」

など落胆や後悔の意味あいで使います。

 

 

この他にもどう言う場面で使われるか他の例文も紹介します。

 

予定が台無し。。。

👇せっかくパーティーや親睦会を予定していたのに悪天候で計画が台無しの時にも使います。

 

●●●

We had planned to hold a get-together

in the evening.

(夕方に親睦会を開く計画だったんだ。)

But this bad weather upset the applecart.

(なのにこの悪天候で予定台無しさ。)

 

問題を引き起こす。。。

👇トラブルメーカー相手にも使われます。

 

 

●●●

Hey, Peter! Are you nuts?

(おい、ピーター、頭イカれてんのか?)

You always upset the applecart

and never agreed with anybody in the class.

(お前はいつも問題引き起こすし、クラスの誰にも同意しない。)

 

まとめ

“upset the applecart” は “make trouble” に置き換えられます。

 

以上、言動が元でトラブルに繋がったり、誰かの計画を覆してしまったりする状況で使われるネィティヴ表現を紹介しました。

 

おすすめの教材 ”ネィティヴがよく使う直訳では通じない”慣用句テキスト集

 

直訳では通じない英語の慣用句。

これは本当に理解しないと意味が???状態。

 

海外在住者だったり、普段からネィティヴと話す機会に恵まれている人は

👆ネィティヴがどう言う状況で、どんな時に「慣用句」を使うのか?

 

目の当たりにして習得できます。

とは言っても直訳できない慣用句との出会いは、そう毎日あるわけではありません。

 

こうじわじわっと本とか、テレビやニュース、映画、ラジオ、つまりはネィティヴの会話から学んでいきます。

 

でも、そのじわじわっとの距離を一気に縮めてくれるテキストを見つけました。

a big a cheeseは「大きなチーズ」ではありません (ディスカヴァー携書)
created by Rinker

 

本当よく耳にするし、中には自分も使っているぞ!と言うフレーズが分かりやすく、例文付きでまとめられています。

 

著者の牧野高吉氏は、専門が第二言語習得論・教育言語学で、アメリカで教育言語学の博士号や英語教育学修士号を取られているだけに、何かとてつもない「難しい内容?」と思いきや、いつもびっくりする位、その中身が「いやー、その通り!ネィティヴってそうそう。」と的を要ているのです。

 

なので、例え使いこなせなくても英語を英語で感じ取る、最高の訓練となります。

結局、英語は英語圏の文化から成り立っているので、海外在住者はもちろん、日本でも「ネィティヴが使う慣用句」を知ることはかなり英語を理解する上で財産になると思っています。

 

この本にも取り上げられていますが

「全然似ていない、違うもの」という表現で使われる慣用句、

●●●

English language and Japanese language

are just like apple and orange

(英語と日本語はまさしく全然違うものなんだよ。)

 

この表現も英語を英語で受け止めた方がしっくり来ますね!

 

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