今回の記事は、海外生活をして数年経っても英語がほとんど話せない、聞き取れない、伝わらなくて困っている人、主に駐在妻の方向けに【その理由】と【対策】をお伝えします。
また、前回の記事でも紹介した【英会話ビギン】がなぜ駐在妻の英語初心者に適しているのかも再度お伝えします。
さて、ワーホリや語学留学をした人たちの多くは”その目的”が「英語ができるようになる為」で、その手段として「海外生活」を選択しています。
ところが、駐在妻の方達の多くは「やむおえず生活基盤が英語圏に突入派」ですね。
もちろんそれを機に、前もって日本で「英語学習」して来られる方がほとんどだと思います。
それでも、いざ英語圏で生活が始まると「聞き取れない」「伝わらない」悲劇が待っています。
これは、駐在妻に限らずほぼ皆が最初に経験することでもあります。私も何度撃沈したことか。。。
問題は、数年経つにもかかわらず、いまだに”単語”しか言えない、しかも伝わらない、ほとんど聞き取れないと言う状態。
短期間で英語習得している人との違いと、その人たちはどう克服しているのか?
まずは、英語ができない【その理由】を探るべく環境チェックからいきましょう。
自身の置かれた状況を把握することで改善点が判明し、今すぐにでも開始できる方法があります。せっかくの【海外生活】を無駄にしないためにも毎日できることから始めましょう。
英語に触れる割合チェック
「海外生活さえすればすぐ英語ができるようになる」と言う夢のような話はあり得ません。
でも「海外生活をしたからこそ、英語ができる様になった」人はたくさん存在します。一体、できる様になった人との違いは?
まずは、日常の生の英語に触れる度合いをチェックしてみましょう。
⬜︎日本人家族の為、家の中、或いは家族との外出中の会話はほぼ100%日本語使用。
⬜︎友人は日本人だけでネィティヴはいない。
⬜︎テレビはほとんど日本の番組を見ている。
⬜︎スマホやカーナビは日本語設定。
⬜︎子供の学校、病院関係などネィティヴとの会話や英文メール、テキストはほぼ夫(英語ができる)に任せている。
⬜︎聞き取れないのが怖くてネィティヴママ達に会っても会話は避けてしまう。
⬜︎駐在者向けの英会話に通っているけど「非ネィティヴ同士での会話」なので正しいか不安を抱えたままフリートークしている。
⬜︎ネィティヴ講師に「この台詞、ネィティヴは何て言うの?」と聞きたいけど”質問自体”を英語で話せないから黙ってしまう。
上記に当てはまる数が多ければ多いほど、「海外生活」しながらも「日本語脳」から抜けだせなくて、英語に必要不可欠な「英語を英語のままで理解する」ことはほぼ無理な運命に。。。
いやー、安心して下さいよ!
逆に言えば、上記を「英語ができるようになる」目的達成の項目へ変えてあげれば良いわけです。
英語ができる様になった人たちのほとんどは皆やっています。日々の努力の積み重ねが「英語ができる、聞き取れる、話せる」様になる日への近道なのです。
英語力をつける対策
それでは、前述した項目を「英語力特化」項目へ変更してみます。
⬜︎日本人家族の為、家の中、或いは家族との外出中の会話はほぼ100%日本語使用。
→1日の中で30分から1時間だけでも「英語だけの会話時間」を設定する。
何気なくついつい「日本語」で会話しているのを「英会話」にします。まるでロールプレイみたいに楽しみながら。
例えば子供が帰宅したら
Do you have homework today?
(今日宿題あるの?)
Yes, mum. I have English and math.
(うん、ママ、英語と算数。)
OK, how long will it take?
(そう、どの位かかりそう?)
Well, it’s too early to tell, mum.
Maybe an hour, I guess…
(うーん、まだ分かんない。多分1時間位かな。)
Do you wanna eat something first?
(先になんか食べちゃう?)
こんな感じで簡単な日常会話でいいのでとにかく英語を話す!
ハードルが高すぎる場合は、手持ちの英会話テキストを参考にしてその状況を真似て話す。あるいは英語日記で1行でも2行でも英文に触れる時間を作りましょう。
早速ここで【英会話ビギン】が助けてくれます。
生活の場面にあったリアルな英会話ブックが無料でダウンロードできます。
まずは早速こちらを利用して”英語生活”を自分のものにしていきましょう!
⬜︎友人は日本人だけでネィティヴはいない。
→日本人ママで旦那さんがネィティヴの人、或いはネィティヴのママ友や習い事の先生と積極的に挨拶を交わす。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
⬜︎テレビはほとんど日本の番組を見ている。
→現地番組を耳ダンボで聴く。字幕表示にして、文頭から理解できない状態なら無論聞きとっても意味が理解できるはずがない。その場合は、「聞いて書き取る」=「ディクテーション」(精聴トレーニング)から開始する。
これに一番時間を割く必要があります。ただ聞き流しても効果はありません。急がば回れできちんと聞いて聞こえた文だけでもいいから書き止め、実際の英語の脱落音や連結音に慣れていくしかありません。1日、15分継続するだけでもかなりの効果があります。
⬜︎スマホやカーナビも日本語設定。
→スマホの操作を英語表示にする。カーナビの英語は「こう表現するんだ!」とお手本にする。
⬜︎子供の学校、病院関係などネィティヴとの会話や英文メール、テキストはほぼ夫に任せている。
→英文メール、テキストは自身も受け取れるようにし、必ず一読する。ネィティヴからの受信は最高のお手本。
⬜︎聞き取れないのが怖くてネィティヴとの会話は避けてしまう。
→「聞き取れない」=「正しい英語の音を知らない」から。
「フォニックス」でアルファベットの持つ音と出し方の訓練をし、なおかつ「精聴トレーニング(ディクテーション)」で耳を鍛える。
⬜︎駐在者向けの英会話に通っているけど「非ネィティヴ同士での会話」なので正しいか不安を抱えたままフリートークしている。
⬜︎ネィティヴ講師に「この台詞、ネィティヴは何て言うの?」と聞きたいけど”質問自体”を英語で話せないから黙ってしまう。
→フリートークをしても不消化で、ネィティヴ講師に「英語」で質問できない状態なら、海外生活経験豊富でピンポイントで教えてもらえる”バイリンガル講師”を探す。
そう、バイリンガル講師なら海外生活の日常を理解してくれて、「こんな時、英語でネィティヴはどう表現するんですか?」って日本語で細かいニュアンスを伝えることができます。
日本人の英語が堪能な先輩ママがそばにいてくれたら最高ですが、駐在妻の方達の話でよく耳にするのは「そこに小さな日本人社会が形成されていて、威張ったり見下したり、噂話で繋がっている」ことも。。。
そこに巻き込まれるのが嫌で、距離をおくとなると。。。
一体どこにいるんだい?頼れる海外生活経験豊富かつ英語講師で相談にものってくれる救世主は?
それが「英会話ビギン」のバイリンガル講師たち。駐在者の方達のためにできた英会話教室。
しかも海外に来てしまってからでも遅くはない!
結局のところ、やはり「海外生活さえすればいきなり「英語」がネィティヴ並に出来るようになる!」なんてあり得ないんです。子供が幼少期でもない限り。。。純日本人として育ったからには、ネィティヴが普通に話す文章を教えてもらうしかないんです。
土地柄によっても表現の仕方が違うので、最終的に手っ取り早いのは「ネィティヴの英語の真似」をすること!
「真似する」とは言っても、それ以前に「ネィティヴ」の言ってること、速すぎて聞き取れないし、、、
日本人の先輩ママとか、駐在妻先輩に聞くのも恥ずかしい、、、
バイリンガルに聞いて教えてもらうのが1番だけど、周りにいないし。。。
この状態ではいつまで経っても空回りです。
まず、「独学でできること」と「教えてもらわないと分からないこと」を整理する必要があります。
英会話ビギンのバイリンガル講師
私が「英会話ビギン」のバイリンガル講師をお勧めする理由は、単なる「英会話講師」ではなく「駐在妻に特化」した内容で効率よく、しかも気持ちを理解した上で必要なことを教えてくれるからです。
「独学でできること」は逆に言えば自分自身で鍛えるしかないこと。つまり「聞き取り」とか「英文を文頭から理解する」訓練です。
これは、耳とか脳を英語ができる人と交換できないので地道に努力するしかありません。そのために「聴いて書き取るディクテーション」や「英語の本を文頭からイメージして理解する」と言った訓練は自身の努力でしか達成できません。
一方で、「発音矯正」「英会話」「英文やりとり」は英語が堪能な相手が必要です。
この相手は、あなたを英語ができて生活できる様にしてくれる人でなければいけません。
私を含めて海外生活者は「日本人グループ」のいい面と悪い面に直面します。
いい面はもちろん「困ったときに助けてくれる」「いろんな情報交換ができる」ですが、中には「海外生活が長い、永住権を持っている=偉いんだぞ」と勘違いしている人もいます。
運よく海外生活が長くて優しくて英語堪能な人に出会ったとしても、その人は駐在妻で英語が分からない人にフォローはしてあげられるけど、つきっきりって訳にはいきません。
「英会話ビギン」のバイリンガル講師は、駐在妻の悩みを痛いほど理解していること、そして目的が「駐在妻たちに必要な英語の習得」です。
自分でできることは今すぐにでも取り掛かり、相手が必要な訓練を「英会話ビギン」で丁寧に教えてもらいながらアウトプットしていきましょう。気持ちが前向きになるし自信が確実についていきますよ!