私が日常取り入れているスマホを利用した精聴トレーニングを紹介します。
精聴トレーニングに関しては‘これだけはやっておこう!留学前の勉強法’や’語学学校+上達する英語訓練法’の記事でも紹介していますが、ここではもっと日常生活に近いライヴで聴いた内容のトレーニングです。
ライヴの強みは、状況が常に変化するので幅広い分野で、
- 知らなかった表現
- 聴き取れなかった発音の連携・消失
を修得できます。
ある程度、内容が理解できるようになっても台詞の一字一句を正確に再現してシャドウイング出来るか?と言うと訓練なしでは停滞のままです。
例え一文だけでも丁寧に聴き取る‘努力と気合い’で頑張る私のやっている事は2つ。
1.ヴォイスリコーダーを利用
ラジオをライヴで聴いている時に使います。
私は、ローカルラジオとABCラジオ放送を聴いています。そのうち、興味のある内容になったら、すかさずスマホの「ヴォイスリコーダー」で録音!
これを後で再生して書き取り、旦那か子供にチェックしてもらって最後にシャドウイングしてます。
サムソンギャラクシーになりますが、手順です。
ヴォイスリコーダーを使ってラジオ音声を録音する方法。
1.ラジオのニュース(1分程度)をスマホの「ヴォイス リコーダー」機能で録音。
2.右上のLISTをタッチすると録音した一覧が表示されます。
3.該当するものをタッチ
4.再生開始です。一文ごとにポーズをして聴き取れた台詞を声に出し、ノートに書く。
☆もし、一文全て聴き取れなかったら最初に戻って再生。聴き取れなかった部分に耳を集中させる。
5.それでも聴き取れなかったら、ヴォイスリコーダーの画面‘リピート機能’を使用!
聴きたい開始位置に移動させてリピート機能をタッチ、次に希望する終了位置まで移動させてリピート機能タッチ。緑色に表示されます。その部分だけ再生して何度も聴き取る。
5.それでもダメなら今度は‘スピード調整機能’の出番!速度を落として聴き取る。
6.それを声にだしてノートに書き加える。
7.一文ほぼ完成したら次の台詞へ。同じように再生⇒書き取りを繰り返す。
8.全部の台詞をある程度書き留められたら最初から再生して聴く。
9.ネィティヴスピーカーにチェックしてもらう。
10.もう一度、特に聞き取れなかった部分に耳を集中させて再生。
11.最後に音声と共に声に出す。(シャドウイング)見なくても話せるレベルまで繰り返す。
忙しいとどうしても書き留める時間がありません。
そんな時は、何回も声に出しています。地道ながらも、この「どうしても聞き取れない部分」でこそ‘ギフト’だと思って頑張っています。
スマホでテレビ番組の字幕表示を録画
同じくライヴならではの教材はテレビ番組です。テレビだと字幕表示が可能なので自分ひとりでも訓練出来るのがメリット。
逆にデメリットは、字幕表示をさせたまま視聴するとどうしても‘目’で英字を追ってしまい、耳に集中できなくなります。
そこで普段の視聴では字幕表示なし、或いは表示させても字幕を見ない!必要最小限の場合に限り見て確認しています。
これを精聴トレーニングに取り入れます。
1.番組の字幕を表示させて、そのままスマホで録画します。
2.再生の時、字幕は見ないで耳だけで聴いて書き取ります。
3.もうこれ以上は無理!というところまで書き留めたら、字幕表示と照合させます。
4.最後にもう一度、耳に集中して聴きます。
5.シャドウイングします。