今回はとっても分かりやすい可算名詞と不可算名詞の捉え方を実体験で紹介します。
ある日、夫がぐるぐる巻きの”南アフリカソーセージ”を買ってきました。
こんな感じのソーセージです。
このぐるぐる巻きソーセージが食卓に上がるにあたり、何とも分かりやすい「可算名詞」と「不可算名詞」の捉え方を痛感したのでここで再現致します。
普通のソーセージ編
まずは普通の1本ずつに分けられたソーセージだとこんな会話です。
ここオーストラリアはバーベキュー命のお国柄なのでまさにこんなシーン。
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“Would you like some sausages?”
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“Yes, please!”
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“How many (sausages would you like)?”
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“Two (sausages) please!”
このようにソーセージは1本、2本と数えられるし間違いなく”量”ではなく、同じ物がコピーのように”数”が増えたり減ったりする「可算名詞」の仲間。
従って、1本だと冠詞aが付き、2本以上なら複数形扱い。
ぐるぐる巻きソーセージ編
ではぐるぐる巻きソーセージ食卓編に移ります。
ちなみに夫が買ってきたソーセージは”wors”と呼ばれる南アフリカのソーセージです。
可算名詞から不可算名詞扱いに変化する会話をどうぞ。
実際に夫と交わした会話です。
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I bought a wors!(可算名詞扱い)
Let’s eat it for lunch!
〜焼いた後テーブルへ〜
ここから不可算名詞扱いへ変化!
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How big a piece would you like?
”How big a piece” とボリュームを聞かれているので返答は
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That much, please.
もし” How many pieces “と数を聞かれたら
“just one piece, please.” とか
“two pieces, please.”
ですね。
さて、より詳しくイメージでお伝えします。
ネィティヴの可算名詞、不可算名詞の捉え方イメージ!
「ケーキが可算名詞と不可算名詞の両方になる場面」でも紹介しましたがこれも同じです。
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そもそもどでかいぐるぐる巻きソーセージを丸ごとパクついたり、1人だけで平らげる事はありません。
ピザと同じで切って分け合って食べる物として捉えます。
では、どんな時が「可算名詞」でいつどんな状況で「不可算名詞」に変化するのか?
こんなイメージです。
まず、切り分ける前は1つの塊でもし2つ以上あれば同じ物がコピーのように増加するので「可算名詞」扱い。
従って夫が買ってきた状態で言ったセリフは
I bought a wors!(可算名詞扱い)
これを切ってその一部を食べます。
「質」は変わらず「量」が変わる「不可算名詞」への仲間いり。
☆食べ物の場合、どんな食べ物が「可算名詞」「不可算名詞」なのかはこちらの記事で詳しく紹介しています。
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食べ物を小さく切った場合は「不可算名詞」扱いになる!
ここで大事なのは、明らかに「可算名詞」である食べ物でもその一部を表現する状況では「不可算名詞」扱いになるという事!
例えば、最初にあげた1本ずつに分けられたソーセージでももしお皿にあるソーセージの一部を切って分け合う場合、元の物の「量」が変わるので不可算名詞扱いで
“Would you like some pieces?”
これがお皿に2本以上あって誰かに1本まるまるを分けるのであれば、可算名詞で
“Would you like one?”
みかんやりんごも同じです。
まとめ
✅丸ごとの状態のものは、同じ物がコピーのように増減するので「可算名詞」扱い。
数を表現する時は” one +名詞単数形” ”two(three…) +名詞複数形”
✅全体の一部を表現する場合は、元の物の「質」は変わらないけど「量」が変わるので「不可算名詞」扱い。
数を表現する時は”one piece of 名詞単数形” ” two(three…) pieces of 名詞単数形”と名詞は常に単数形扱い。
*単位の表現は「切り分け方」(a slice of, a piece of, a sheet of..)若しくは容器を使う場合は「容器の基準」( a cup of, a glass of…)が手がかりになります。
このように生活の中で可算名詞、不可算名詞を習得していってネィティヴ感覚に少しでも近づく努力をする筆者であります。
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